カテゴリ:吹田市の不動産売却 / 投稿日付:2024/03/11 10:55
こちらからは、築年数から見た相場についてご紹介をいたします。
中古住宅物件の相場には、お家の築年数がとても関係してくるのです。
一般的には、不動産物件の売却金額は不動産売買仲介会社等からの査定によって提示されることが多いでしょう。査定金額の算出におきましても築年数は重要な要素になるのです。
不動産物件の査定は、建物の状態・駅からの距離・人気のあるエリアかどうか・物件自体の間取りや広さなど、複数の要素を総合的に判断した上で金額が算出されます。また、築年数は建物の状態や地域の人気のあるエリアとは異なり、どなたでも確認できる客観的な情報なため、査定を行う際に重要な情報となります。
一般的には、築年数が経過するにつれて相場は下落すると言われています。
買取相場は、市場価格の約7割ほどになるでしょう。
お家の築年数ごとの買取価格は次をご覧ください。
戸建てでは、人が居住した瞬間に建物の価値が下がっていくと言われています。
それは、新品ではなく中古として扱われるため、価値がマイナスになるのです。
・築10年以内の戸建てのケース
中古戸建の住宅は、一般的に築10年で新築の価格と比較すると建物の半分ほどになる傾向があります。しかし、例えば築10年以内で大手ハウスメーカー施工の物件の場合は、下落幅が少ない場合もあります。
また、中古住宅で住宅ローン減税が受けられるのは原則20年以内と定められています。控除を利用したい方に対しては、築10年以内の中古戸建て物件は需要があります。
木造戸建て住宅の場合、築15年を目安として下落の幅は緩やかになる傾向にあるでしょう。築15年で新築価格の約2割ほどまではマイナスになるのが一般的だとされています。
また、木造住宅の耐震基準は2000年に改正を行われています。したがって、2000年6月1日以降に建築確認が行われた物件のケースは、それ以前の物件に比べて耐震性能への信頼性が高まっています。
・築20年超の戸建てのケース
築20年を超えてくると、戸建ての建物部分についての資産価値をつけるのは難しいことが多いでしょう。築30年など戸建てなどの場合、「古家付きの土地」として、土地のみとしての価格で取引されるのが通例です。場合によっては、建物を解体して更地の状態での販売活動を行うとが売却しやすいことがありますので、建物の価値と税制面を影響などを総合的に判断して売却方針を決めることが重要となります。ですが、雨漏りの防止する部分や構造など、建物の基本性能に問題がなく、内外装に一定のリフォームまたリノベーションが施されている物件はその限りではございません。
市場価格は緩やかに下落となり、最終は買取相場は約1割以下となるケースもあります。
不動産物件の築年数は、売却金額を左右するものです。ですが、築年数が資産価値に影響があるのは、エリアや不動産物件の種類、室内の状態などによって変化はあります。建物が築年数が経っている場合と築浅の場合では、新しい築浅が高額査定になる可能性はありますが、築年数が経過しているからといって価値が評価されないとは限りません。
高い価格で売却を希望される場合は、可能な限り早期売却の方が可能性が高くなるかもしれませんが、需要があるエリアの物件であるなど、築年数以外にプラスになる条件がある場合には希望に沿った売却となる可能性もあるでしょう。
ここからは、お家の売却の際に相場よりもマイナスになってしまうケースについてご紹介いたします。
1つ目 家の老朽化の問題
外壁や屋根などの外装、水回り設備などが築年数と比較して劣化している場合、相場価格よりもマイナスになる傾向があります。壁や床などの表面的な劣化とは異なり、外装や水回り設備はリフォーム費用が高額になりやすいでしょう。生活を送るうえで支障の可能性や、安全上の問題などがあるです。
2つ目 特殊な間取りやデザイン
二世帯住宅や店舗兼住宅や特殊な間取りやデザインをしていたり、ステップフロア等で段差がとても多いなどの特徴のあるお家は相場下がることがあります。建物や間取りなどが特殊でこだわりある作りになればなるほど、好みが合う買主様が限られてくる可能性が高くなって買主様を見るけるのが難航するため価格が下がってしまう恐れがあります。
3つ目 法令に適さない施工やリフォームが行われている
建築時の際は法令に適合していたものの、その後何かしら理由で現行の建築基準法に適合しなくなってしまったような戸建て物件も買主様を見つけることが難航する恐れがあり価格がマイナスになる傾向があります。例えば、増築や建ぺい率オーバーなどでしょう。
4つ目 立地条件の需要が少ない
お家の購入の際、利便性の良いエリアに住みたい方も多いため、例えば駅から距離が大変離れていて通勤通学が不便など立地条件が良くないケースは相場価格よりも安くなる傾向があります。
また、ハザードマップなど、災害が予想されているようなエリアにある土地も高額での売却は難航するかもしれません。
5つ目 建築の制限等の問題
接道義務を満たしていないなど、接している道路との関係性が悪い土地も価格は安くなる傾向などがあります。例えば、前面道路の幅員が4m以下、敷地と道路が接している長さが2m未満、都市計画等によって建築制限されている等のケースです。
6つ目 土地の形状や方角
土地の形状や方角も、相場に影響があります。たとえば、北向きの土地で、さらに周囲に家が建ち並び日当たりに問題がある場合は、相場よりも安くなる可能性があります。
また、旗竿地や不整形地で建築されているお家で形状が限定されるなどの場合、建替えを検討した際に条件が厳しいと考えられる土地も高額での売却は計画的に行う必要もあるでしょう。
7つ目 周辺環境に関する問題
土地に問題がない場合でも、近隣に工場があり何かしらの影響がある、線路や高速など音や振動の影響があるなど、価格を高値で売却を行うことが難しい場合もあります。ほかにも歓楽街やごみ処理施設、お墓等の、近くになると敬遠される方がいるケースも、価格を高価では売却できない可能性が考えられます。
以上が、お家の売却際に相場より下がってしまう可能性のあるケースでした。
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